日常の備忘録

tamの備忘録 日々感じたこと、思ったことを私なりの表現で残していく

__ 語り _



あなたはその傷を癒してくれる人といつか出会って
あなたの優しさで救われる世界で在って欲しいな


Mrs.GREEN APPLE / 我逢人


この曲リピートしてた時、好きな人がいて
その人の優しさが私を救い変えてくれた


そんな時、この曲を聴き今までは聞き流していたけど
少しだけ歌詞を理解できた気がした。


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恋は盲目


確かに、恋をすると盲目になってしまう


けど、盲目になったからこそ分かったことや感じたこともある


私は、恋をしたおかげでこの世界が素敵だと思えた



元々積極性もなく内気で人見知りな性格でおとなしい子だった


幼稚園の頃もお迎えに来るはずだった親が来ないことなんて普通で
母に一度だけ子供なんか産まなきゃよかったなんて言われたこともある


兄もいつからか悪さをすることもあってそんな生活をしていたら
私がしっかりしなくちゃいけない。困らせてはいけない。
小さいながらそう感じて生きてきた結果今の私ができている。


悲劇のヒロインのように私はかわいそうな子なの。とは思わない


産まなきゃよかった。って言われて
こんなテレビでしか見たことないけど、実際言われたら辛かった。
けど何より、母が泣きながら祖母に訴えている姿を見ている方がよっぽど辛かった。


こんな苦労させて何がしっかりするとかほざいてんだろう。
情けない、親泣かして兄と大して変わらないじゃないか。と感じた


成人を迎えた今思うのは、意外と傷ついてないけど心には残るんだなということだ。



心のどこかにその時のことが潜んでいるのか
学生時代は、私は親や友達を看取る前にいなくなりたい。


ずっと思っていた。親不孝なのは十分承知だ。


自分が悲しいからっという理由もあるが、この世にいても私ができることはないし
悲しむ人がいないから別にいいかな


なんて思うこともたまにあるけど、数年前からはほとんど思わなくなった。



そんな今でもたまに思うことを良い方向に変えてくれたのが、冒頭にもでできた好きな人。



ネガティブで暗いところで縮こまってた私を光の前まで連れてきてくれた。


人の不幸なんてどうでもいいし、悪いことしたら叩かれるのが正当。って思ってたことも


その人の優しさに触れてから、


自分の目で見たものを信じる大切さ
人だけじゃなくものを大切にする誠実さや心の綺麗さ


その人と過ごしているだけで心が温かくなり、物事も冷静に物理的に考えられるようになった


人との出会いでこんなにも変わることができた


大人からしたらそれが普通だと思われても当然。


けど成人前の不安定なところを彷徨っていた私には、大切な出会いでした





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疎遠になってしまったその好きな人


いつかお礼を言える時が来たら私はなんて伝えるのだろうか






「 私と出会ってくれて有難う 」

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